山菜とりで迷わないコツ
山菜とりに行きましたか?
ふきのとう、わらび、ぜんまい、つくし、タラの芽、タケノコなどなど
わくわくしますよね。八百屋さんで買ってないで、山へ、野原へ採りに行きましょう。
子供達にも、この楽しさを教えてあげてくださいね。
春の山菜は、ほろ苦いものが多く、体にとても良いのです。
がんばって、たくさん採りましょう。
ところが、楽しい山菜とりですが、ちょっとした不注意で、悲惨な結果にもなって
しまいます。
一つは、山火事です。
春は非常に空気が乾燥しています。去年生えていた雑草なんかも、枯れて乾いて、
火が付くと、あっという間にひろがって、山火事を引き起こします。
寒い冬と同じ感覚で、たき火は絶対にしないでくださいね。
野外料理で、火を使う時でも、枯れ草のない、拓けた場所で、水をたっぷり用意
してからにしましょう。
もうひとつ、恐いのが、迷うことです。
山菜を採りに行くときは、軽装で出かけるのがほとんどですよね。
山菜を見つけると、我を忘れて、どんどん山奥へ入っていってしまいます。
私もそうです。
行きの道をしっかり覚えて、迷いそうなときは、目印をつけておきます。
谷や、沢にはできるだけ近づかず、山側を歩くようにすると、迷いにくい
ですよ。迷ってしまったら、あわてず、目印をさがして、山側を少しずつ
降りていくのです。
谷へ降りると、抜けられない谷の場合もあるので、危険です。
アウトドアは、一歩間違えると、”死”が待っています。
その、”死”を意識しながら、冒険するのも、また、魅力のひとつですよね。
危険を避けて、安全に楽しんでくださいね。