自然と遊ぶアウトドアの達人

タラの芽

つくしを採りに行ってきました。

大きくなりすぎて、食べられるちょうど良いのがたくさんはなかったですね。

遅すぎた！！しまった！！と思いました。

でも、ぼくの場合、春らしさが味わえたら、それで良いのです。

そんなに、たくさん、食べられるものでもないでしょう？

春の味は、ちょっとほろ苦いものが多いですからね。

しかし、一つ、例外があります。

ぼくの大好物があるんです。

【タラの芽】です。

これだけは、それはもう、いっぱい、食べられます。

なぜ、あんなにおいしいんでしょうね。

きっと、種や豆なんかといっしょで、冬の間に、これから大きくなるための”ちから”

を、グーっと凝縮して溜め込んでいるんでしょうね。

ぼくは、てんぷらにして食べます。

ご存じですか？

タラの芽を採るときは、エチケットが必要です。

道徳？いや、マナーといった方がいいでしょうか？

食べ頃のタラの芽を全部採ってしまったら、タラの木は芽がなくなりますから枯れて

しまいます。枯れなくても、弱ります。大きな木は大丈夫ですが、生えてきたばっか

りの小さな木は、何個かは芽を採らないでおいておきましょう。そうすれば、来年、

また、さらにたくさんの芽を出してくれます。

タラの木は、日当たりのよい草原に群生します。山の麓のちょっと拓けたところで探

してみましょう。トゲのある木で、先だけ、緑のおいしそうな芽がついていますから、

すぐわかるはずです。

実は、タラの木の群生地を、ぼくは作っているんです。ちょっと拓けた土地に、タラ

の木を植え、毎年、草刈りを続けると、タラの木はどんどん増えていきます。今、３０

本くらいになっています。畑なんかに植えなくてもいいんですよ。空き地で十分です。

だから、ぼくは、毎年、”たくさん、おなかいっぱい、食べれるんです（笑い）”

でも、最近、強敵が出現してきて参っています。

２人の息子たちです。

だんだん大きくなってきて、食べる量も増えてきて、おまけに、タラの芽も大好物です。

たまったもんじゃありません！！！

働かざる者、食うべからず。

今年は、山へ、タラの芽採りに連れていきます。

来なかったら、食べさせないといえば、当然来ますよね。

それでも来なかったら、ぼくがいっぱい食べられるし．．．．．．．．

そろそろ、季節ですよね。

わらび、ぜんまい、ウドあたりもそろそろです。

春の野草を食べると、なんだか元気になるのはぼくだけでしょうか？

体の調子を、整えて、力が湧き出てくるような気がするんですが。

山登りも兼ねるし、良い運動して、おいしい空気をいっぱい吸って、家に帰って、お

いしい山菜をいっぱい食べて、元気にならない人はいないと思いますが．．．．．．

無理をせず、あまり、山奥に入りすぎないようにしてくださいね。

山の歩き方のちょっとしたコツを紹介しています。読んでくださいね。

http://wood-type.chips.jp/out/2006/04/post_39.html

あ、そうそう、女性の天敵、紫外線が強い季節です。

寒かったから、日光浴が気持ちいいんですが、帽子（つば付き）を必ずかぶって、紫外

線から身を守りましょう。

こんな良い物もありますよ。

http://wood-type.chips.jp/out/2006/03/post_17.html

あ、そうそう、お題の答え、まだでしたね。

山菜の女王は、地域によって違いますが、一応、コシアブラ！！

山菜の種類はこちらで見れば、一目瞭然です。

　　　http://www9.wind.ne.jp/matu-ko/sansai.htm