床を貼り替える
床材はいろいろあって、それぞれ工法も違います。
フロアー材、フローリング材といった、木質の材料をつかった床の貼り替えを
今回は取り上げたいと思います。
こちらをまずは、お読みになってください。
http://bany.bz/do-reform/entry_16630.php
それでは、手順を説明していきます。
床組は、まず、基礎にのっている土台を、切り欠いて、大引きを3尺おきにいれていきます。
日、目の形になりますね。
それから、縦に尺から尺5寸おきくらいで、1寸5分から2寸角くらいの根太をいれていき、
まわりの間にも寸法をはかって、細かいのを入れてしまいます。
合板か、杉板の4分くらいのを、捨て貼りします。
そして、フロアー材、またはフローリング材をはっていきます。
材料の大きさを考えて、端の大きさが均等になるように割り付けして
墨を出し、貼っていきます。
墨坪で墨を出します。http://wood-type.chips.jp/blog/2005/11/post_33.html
端には巾木を打つように段取りをすると、少々すき間が空いても大丈夫ですよね。
壁も貼り替えるなら、壁を先に解体しておけば、余裕をもって貼れます。
http://bany.bz/do-reform/entry_17095.php
こてバールがいりますね。あと、くぎしめ、げんのうくらいは特に必要です。
手道具のコーナーで紹介しておきます。
貼り始めと、貼りじまいが重要です。間は機械のように同じ事の繰り返しですね。
ねだボンドを使うと床鳴りをおさえられますが、木工用ボンドをたっぷりぬってもOKです。
捨て貼りをした場合には木工用ボンドで十分です。
合板等の捨て貼りをしない場合はねだボンドをぬって、板を貼ります。
一枚づつ、2尺くらいの角材で、たたいてしめて、しめて、クギをななめにうち、またしめて、
最後に、くぎしめでしめて、貼っていきます。すき間ができないように、しめてしめて、
ですよ。
30mmとか38mmの無垢の杉板なんかの場合は、しめていくのも骨がおれるので、
ちょっと道具が欲しいですね。切れ端で、治具をつくって、バールでこじる方法もあります。
プロはいろいろ自分で工夫しています。フローリングハンマーなんかも便利ですしね。
まずは、自分の部屋(物置)なんかを安いフローリングで貼ってみるとよいですね。
がんばってみてください。
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