リフォーム成功の極意 第一章
これから、何回かにわたって、ぼくが大工工事を通して感じたり、考えてきた集大成をお伝えしたいと思います。
リフォームを数多く仕事としてこなしてまいりましたが、その過程では、いろいろな食い違い、トラブル、感謝、罵倒、さまざまな出来事がありました。そのたびに、誠心誠意、解決に向けて努力し、結果としては満足していただいているとぼくは思っています。
もっと、ああしていればよかったのになあ。
ああやっていれば、お客さんも怒らなかったのに。
ああやれば、もっと早く仕上がったなあ。
などなど、経験から得られる教訓はすべて経験として、ぼくの頭の中に存在します。
そして、体の中にもしみついています。
それを、少しずつでもお伝えしていければ、と思っています。
そして、あなたのリフォームを成功に導きたい、と考えます。
第一章 リフォームプランを立てる
リフォームするとき、普通なら、リフォーム会社に連絡して、営業マンを呼び、要望を伝え、プランを考えてもらいます。家族で会議をおこない、徹底的に話し合うのです。
そして、要望を満たしたプランを決定し図面を起こします。
そのとき、完成のイメージが設計者の頭の中にできあがります。
それが、重要なんですね。
施主と設計者のイメージはたいてい、かなり食い違いがあります。
できあがってみると、ぜんぜんイメージが違っていたってこととても多いんです。
いい方向に違っていると、まあ、これでもいいか。となりますが、
悪い方向に違っていると、失敗だった、となってしまいます。
いろんな雑誌や画像をみて、研究し、イメージを伝えておかないとせっかくのリフォームが台無しになってしまいますよ。
要望が満たされないのはもってのほかですが、イメージが満たされないのはよくあることです。
あなたのイメージが再現されなければ、リフォームの半分は失敗だったと言わざるをえません。
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